整備された土俵で稽古する生徒と児童=七尾市能登香島中

整備された土俵で稽古する生徒と児童=七尾市能登香島中

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古豪土俵で稽古再び 七尾・能登香島中、相撲場改修が完了

北國新聞(2017年10月26日)

 大相撲の元横綱輪島らの母校が前身である七尾市能登香島中で、使用不能だった室内相撲場の改修工事が完了した。同校の生徒や七尾能登島相撲クラブの児童が24日、新しい土俵で初めて稽古を行い、関係者が休部となっている古豪相撲部の復活や競技人口の拡大に期待を込めた。
 能登香島中の前身である旧香島中相撲部には、輪島や元関脇舛田山(現常盤山親方)、同栃乃洋(現竹縄親方)らが所属したが、10年前に部員不足で休部となった。その後、土俵はひび割れて使えなくなっていた。工事は9月末に始まり、土俵の土を入れ替え、更衣室などを整備した。
 24日夜に行われた稽古には、同校生徒2人と七尾能登島相撲クラブの児童13人が参加した。市相撲連盟の寺坂行一理事長らが見守る中、新﨑修総監督の指導で四股やすり足で汗を流し、ぶつかり稽古では中学生が小学生に胸を貸した。
 今後クラブは能登香島中を練習拠点とし、生徒と一緒に稽古する。同校2年の鹿山友裕さんは「すり足がやりやすかった。小中学生一丸となり、技を磨きたい」と力を込めた。

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