小林一茶ゆかりの場所を紹介する「一茶のふるさと巡り ガイドマップ」

小林一茶ゆかりの場所を紹介する「一茶のふるさと巡り ガイドマップ」

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「一茶マップ」完成 28・29日に信濃町でツアー

信濃毎日新聞(2017年10月26日)

 信濃町出身で江戸時代の俳人小林一茶(1763〜1827年)のゆかりの場所を紹介する「一茶のふるさと巡り ガイドマップ」が完成し、同町の一茶記念館で配布が始まった。マップに登場する場所や紹介文は、地元の案内ボランティアなど有志の町民ら10人が、現地見学会や複数回のワークショップ(参加型講習会・WS)で考えた。28、29日には、WSの参加メンバーとお薦めの場所を巡るツアーを開く。

 マップはA3判三つ折り。一茶が生涯を閉じた国史跡の「一茶旧宅」がある柏原地区を中心に、一茶の妻菊の実家跡、一茶が15歳の時に父親と別れた場所とされる飯綱町の「三本松」など15カ所を地図と写真付きで紹介。また、それぞれの場所に関連した一茶の俳句も掲載した。

 28、29日は、しなの鉄道北しなの線黒姫駅からバスに乗り、同記念館や俳諧寺、一茶旧宅、一茶の墓などをWSの参加メンバーが案内する。ツアーで巡る場所には、マップの紹介文と内容が異なるA1判のパネルも立てた。

 同記念館学芸員の渡辺洋さんは「WSは一茶について詳しく知ってもらうことが目的だった。その成果がマップとツアーという形に残ったのはよかった」と話している。

 ツアーは28日午前9時〜11時50分、29日午後1時50分〜4時40分に実施。同記念館の入館料(大人500円、小中学生300円)がかかる。申し込みは27日までに一茶記念館(電話026・255・3741)へ。

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