作業員の手で丁寧に選別されていくおけさ柿=31日、佐渡市

作業員の手で丁寧に選別されていくおけさ柿=31日、佐渡市

新潟県 佐渡 グルメ 特産

嵐乗り越え自信の味 羽茂・おけさ柿出荷ピーク

新潟日報(2017年11月1日)

 新潟県内最大のおけさ柿の産地・佐渡市羽茂地区で主力品種「平核無(ひらたねなし)」の出荷がピークを迎えている。JA羽茂の選果場では10月31日、佐渡を代表する秋の味覚を作業員が入念に選別し、箱詰めしていった。

 JA羽茂によると、ことしは平年よりやや多い約4700トンの出荷を見込んでいる。台風21号で約2000万円の被害が出たが、出荷は順調だという。

 選果場では作業員が傷がある実を除き、機械に通して大きさなどをチェックし、等階級別に箱詰めした。

 JA羽茂営農課渡辺昌彦次長(45)は「台風の被害はあったが、生育は順調で味は全く問題ない。旬の柿をたくさん食べてほしい」と話した。

 おけさ柿は県内をはじめ、首都圏や北海道、関西方面などへ出荷される。出荷は11月中旬まで続く。

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