城端中学校の1年生が協力して作り上げた城端曳山祭のモザイクアート=城端曳山会館

城端中学校の1年生が協力して作り上げた城端曳山祭のモザイクアート=城端曳山会館

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紙片8万枚で曳山祭 城端中がモザイクアート

北日本新聞(2017年11月4日)

 南砺市城端中学校の1年生65人が協力し、地元に伝わる伝統行事、城端曳山(ひきやま)祭のモザイクアートを完成させた。縦2・2メートル、横3・75メートルの大作で、貼り合わせた紙は8万枚余り。朝や放課後の時間にこつこつ制作してきた。城端曳山会館に展示されており、生徒たちは「祭をPRできればうれしい」と声を弾ませている。

 南砺市の魅力を探す総合学習の一環で学年主任の高橋博教諭(49)が企画し、10月初旬から制作に取りかかった。

 生徒たちには当初、どんな絵が完成するか知らされておらず、1人当たり1千~2千升ずつ手分けして作業。1センチ四方に切った8色の画用紙を、A3大の紙に貼っていった。先月21日の学習発表会で、それぞれの紙をつなぎ合わせると曳山祭の風景が浮かび上がり、「おーっ」と歓声が起きた。

 春田快(かい)さん(13)は「まさか曳山の絵になるとは。出来上がったときは感動した」と振り返る。牧和花(のどか)さん(13)は「大変だったけど、みんなで作ったらすごいものになった。多くの人に見てほしい」と胸を張る。

 作品は来年3月まで城端曳山会館に展示される。山下茂樹館長は「地元の子どもたちに曳山に興味を持ってもらえたらうれしい」と言う。高橋教諭は「生徒たちが協力しながら作り上げてくれた」と笑顔を見せた。

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