観光拠点施設「ACHIBASE」内の星空をイメージしたバー

観光拠点施設「ACHIBASE」内の星空をイメージしたバー

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昼はキキララ、夜は星空 阿智に観光拠点施設オープンへ

信濃毎日新聞(2017年11月8日)

 星空による地域振興を進めている下伊那郡阿智村の昼神温泉郷に11日、観光案内や飲食店などの機能を持つ観光拠点施設「ACHIBASE(アチベース)」がオープンする。観光客により長く村に滞在してもらうことで、地域産業の発展や雇用の創出につなげていきたい考えだ。

 営業は昼と夜の2部制。昼間は村の親善大使で、サンリオ(東京)のキャラクター「キキ」と「ララ」の装飾を施したカフェでかわいらしい雰囲気を演出。夜間は星空をイメージした大人な感じのバーになる。約10人が座れる中央のテーブルには宇宙の映像が流れ、グラスを置くと惑星が現れる仕掛けになっている。

 20年以上前に建設された同施設は当初、温泉宿の予定だったが、使われないままだった。2年前、所有者が村に寄付。村は国の交付金も使って約4千万円かけて改修し、村の第三セクター「阿智☆昼神観光局」に譲渡した。

 三セクによると、これまで観光客が星空のナイトツアー後に訪れる飲食店はほとんどなかった。同施設の開設により、観光客が滞在する時間が増え、新たに雇用の場が生まれることを期待している。

 カフェやバーでは、村産のキノコや野菜を使った食事を提供。将来は全ての食材を阿智村や飯田下伊那地域で賄いたい考えだ。三セク社長の白沢裕次さん(53)は「この施設や昼神温泉向けの野菜などを遊休農地で作ってもらうようにできると農業振興にもつながる」とし、「今後も空き家などを使って同じような事業を展開したい」と話す。

 午前10時〜午後5時半、午後7時〜11時半(季節により閉店時間に変更あり)。不定休。

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