福井県勝山市のスキージャム勝山で9日、人工造雪機の本格稼働が始まり、ゲレンデに巨大な雪山がお目見えした。周囲は紅葉で色づき、純白の雪と美しいコントラストを描いている。
2基ある造雪機は1日当たり計300トンの造雪が可能。標高が低い正面ゲレンデで滑れるように12月16日のオープンまでフル稼働する。
この日は曇り空の下、造雪機が細かな氷を勢いよく空に吹き上げ、約3メートル50センチの雪山がゲレンデにそびえ立った。同スキー場では「間もなく冬シーズンが始まると思うと、気が引き締まる。準備万端の状態で迎えたい」と話していた。