六本滝で滝行を体験する参加者

六本滝で滝行を体験する参加者

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外国人が写仏と滝行体験 上市・大岩山日石寺

北日本新聞(2017年11月12日)

 上市町商工会(坂井穂悦会長)は11日、インバウンド(訪日旅行者)対策を進めるため、同町の大岩山日石寺(中田弘乘管長)に県内在住の外国人を招いた。欧米や東南アジアなどの20人が境内を見学し、写仏と滝行を体験。アンケートからニーズや課題を探り、今後の誘客につなげる。

 上市町商工会は全国商工会連合会の支援事業に採択され、観光資源を生かした「北アルプス剱岳の里トラベラー誘客事業」に取り組んでいる。

 一行は国指定重要文化財の磨崖仏(まがいぶつ)「不動明王像」を見学した後、中田管長の指導で不動明王像を写して描く写仏を体験。自身の息や体を清める作法を行い、願いを込めながら心静かに取り組んだ。台湾から富山大へ留学している鍾名智(ジョンミンチー)さん(22)は「筆を進めるうちに集中力が高まり、周囲が気にならない不思議な感覚になった」と話した。

 滝行には希望した男女10人が参加。白装束になり、高さ5・4メートルから流れ落ちる六本滝の下で手を合わせながら水に打たれた。体験したロシア出身のソーニャ・ゴルロワさん(26)は「自分が何でもできるような力を持てた気がする」と笑顔を見せた。

 近くの料理旅館で地元の食材を使った料理を堪能。食事中は歴史、文化に関心を示す声があった一方、分かりやすい外国語表示や解説を求める意見が出た。

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