水産加工品として初めてGI登録された「若狭小浜小鯛ささ漬」

水産加工品として初めてGI登録された「若狭小浜小鯛ささ漬」

福井県 勝山・大野 敦賀・若狭

小鯛ささ漬、上庄さといもがGI登録

福井新聞(2017年11月13日)

 福井県小浜市の「若狭小浜小鯛ささ漬」と同県大野市上庄地区の「上庄さといも」が10日、国が地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示(GI)保護制度」の対象に登録された。小鯛ささ漬は水産加工品では全国初。福井県産品の登録は計5品目となった。

 同制度は、地域で長年培われた生産方法で高い品質を確立したものを知的財産として登録。国が定める「GIマーク」を付けて販売することで、他との差別化が期待できる。

 小鯛ささ漬は、日本海で取れたレンコダイを三枚におろし、塩や調味酢に漬けてスギのたるなどに詰めたもの。明治後期、小浜の魚商人が京都の取引先と共同で、保存性がありながらも生に近い風味のささ漬を開発したのが起源といわれている。小浜市の小浜ささ漬協会が登録申請した。

 上庄さといもは、実の締まりが良く、煮崩れしにくいのが特長。もちもちとした独特の食感がある。上庄地区の生産者約320人が計54ヘクタールで栽培している。1987年11月に商標登録された。GI申請はJAテラル越前が行った。

 今回は福井県の2品目のほか、岐阜県の「奥飛騨山之村寒干し大根」や沖縄県の「琉球もろみ酢」など4品目も登録され、計48品目となった。福井県内ではこれまで「吉川ナス」(鯖江市)、「谷田部ねぎ」(小浜市)、「山内かぶら」(若狭町)が登録されている。

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