8カ国1地域の工芸作品が並ぶ「ワールド工芸100選」展=富山県美術館

8カ国1地域の工芸作品が並ぶ「ワールド工芸100選」展=富山県美術館

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ワールド工芸・素材展、16日開幕 富山県美術館

北日本新聞(2017年11月16日)

 北陸の工芸の魅力を発信する「国際北陸工芸サミット」のメイン企画「ワールド工芸100選」展と「素材と対話するアートとデザイン」展が16日、富山県美術館(富山市木場町)で開幕する。メディア向け内覧会が15日開かれ、磨き上げた技と感性が光る約200点が公開された。

 サミットは北陸3県と文化庁が連携し、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて日本文化をPRするのが目的。ことしは富山県内が会場で、中心会期の16~23日はシンポジウムなどの関連行事が催される。

 内覧会は、桐山登士樹副館長が案内役を務めた。「素材ー」展では、フランス出身のデザイナー、エマニュエル・ムホーさん(東京)の空間芸術「COLOR OF TIME」を紹介。数字をかたどった無数の紙によるトンネル状の作品について、「時の流れをグラデーションで表現している」と語った。南砺市出身のデザイナー、林登志也さん(同)が砂鉄で時計を表したインスタレーションも解説した。

 「ワールドー」展は、8カ国1地域の工芸作品をそろえ、世界の潮流と動向を伝える。50歳以下が対象の公募展「Uー50国際北陸工芸アワード」でファイナリストの6人に残った川原隆邦さん(立山町)の和紙を用いた意欲作や、アワード選考委員が推薦した各国の作品を並べた。

 両展覧会は、美術館が運営方針に掲げる「アートとデザインをつなぐ」を意識した展示となっており、桐山副館長は「優れたデザインは、アートのように美しいことを感じてほしい」と話した。

 「ワールドー」展(北日本新聞社など後援)と、富山県美術館の開館記念展第2弾を兼ねた「素材ー」展(北日本新聞社など主催)は来年1月8日まで。

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