幻想的な光のアーチを歩く来場者=20日、原村

幻想的な光のアーチを歩く来場者=20日、原村

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地上に輝く3万個の星くず 原村でイルミネーション

信濃毎日新聞(2017年11月21日)

 諏訪郡原村の第1、第2ペンションビレッジ沿いの村道などで、約3万個の発光ダイオード(LED)電球を使った催し「星空のイルミネーション2017」が開かれている。訪れた人は、村内の中高生のグループ「ハラカツ!」が電球を飾り付けたアーチの下を歩いたり、ブランコで遊んだりして幻想的な雰囲気を味わっている。

 アーチは長さ約8メートル、高さ約2メートル。ペットボトルの底を切り取って花びらのような形にしてつなぎ合わせ、電球と組み合わせて光が不規則に反射するように工夫している。20日に訪れた近くのペンション経営、次田俊昭さん(64)は「都会のイルミネーションのような派手さはないが、静かな自然の中で見るのも雰囲気があって良い。毎年楽しみにしている常連客もいる」と話していた。

 催しは原村観光連盟とペンション経営者らの実行委員会が20年以上続けている。

 イルミネーションの点灯は12月25日までの午後5〜10時。同16日午後7時半から、近くを散歩しながら1時間ほど天体観測をする「星空ナイト」がある。参加費500円。予約は原村観光連盟(電話0266・79・7072)へ。

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