鎮魂祭で宇喜多秀家をしのぶ前田利祐さん(右)、宇喜多秀臣さん(右から2人目)=20日、東京・八丈島の宗福寺

鎮魂祭で宇喜多秀家をしのぶ前田利祐さん(右)、宇喜多秀臣さん(右から2人目)=20日、東京・八丈島の宗福寺

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前田家当主参列に感動 八丈島で宇喜多秀家鎮魂祭

北國新聞(2017年11月21日)

 加賀藩祖前田利家の4女豪姫の夫、宇喜多秀家の鎮魂祭は命日の20日、東京・八丈島で営まれた。前田家当主として初めて18代当主利祐(としやす)さん(82)が参列し、宇喜多家15代当主秀臣(ひでおみ)さん(77)とともに墓前で手を合わせると、島民らの間には「秀家公もさぞ喜んでいるだろう」と感動が広がった。石川県人会は来年の鎮魂祭にも参列する方針で、豪姫と秀家の縁による交流を本格化させる。
 鎮魂祭は秀家の菩提寺(ぼだいじ)である浄土宗宗福寺で営まれ、石川、岡山県人会の会員や歴史愛好者ら約50人が焼香の列をつくった。
 鎮魂祭後、秀臣さんは「秀家は高潔な人物で、先祖として誇り高く思う。明治時代までずっと物資を送ってくれた前田家の律儀さには感謝以外ない」と感慨深げに語った。
 利祐さんは「豊臣政権の五大老をともに務め、豪姫が嫁いだ宇喜多家を前田家も重んじていたのだろう。墓前では、ご苦労さまでしたと心の中で声をおかけした」と秀家をしのんだ。

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