急速冷凍施設で保存したホタルイカの新メニュー

急速冷凍施設で保存したホタルイカの新メニュー

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ホタルイカで新メニュー 滑川のレストラン「光彩」

北日本新聞(2017年11月23日)

 冬のホタルイカも格別ですよー。滑川市中川原のパノラマレストラン「光彩」(ほたるいかミュージアム内)は市の急速冷凍施設で保存された今春のホタルイカを使い、オリジナルのピラフや天ぷらうどんなどを考案した。同ミュージアム周辺で23日に開かれる「ウェーブパークフェスタ」で限定販売する。

 施設は「プロトン凍結機」で、市がホタルイカの通年供給のため2月に整備し、今春に滑川漁港で取れた計約650キロを急速冷凍していた。

 光彩はこのホタルイカを購入し、稲垣洋一調理長(55)が2品を考案。かつお節とネギを使った和風味のピラフと、うどんの上に、それぞれホタルイカの天ぷらを載せた。天ぷらは素材を楽しめるよう塩で味付けせず、かめば独特の苦みがある肝も味わえる。

 12月からの忘新年会プランを予約した団体客向けには、さっとお湯にくぐらせた「湯霜」や、刺し身の提供にも応じる。

 坂野弘幸店長(39)は「オフシーズンでも旬に近い味が楽しめるのでぜひイベントやお店に来てほしい」と話している。市によると、施設で冷凍したホタルイカは市内の飲食店や宿泊施設向けに10月から販売している。

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