ハクチョウの越冬地として知られる氷見市の十二町潟水郷公園に23日、今季初めてオオハクチョウ3羽が飛来し、優美な姿を見せた。
地元で保護活動に取り組む氷見白鳥の会(西田弘会長)によると、ハクチョウは同日午前9時半ごろに確認された。灰色の幼鳥1羽を伴っており、人をあまり怖がらない様子から、前季に続いて十二町潟に来た個体である可能性が高いという。3羽は同11時半ごろに一斉に飛び立った。
昨年は同時期に初飛来が確認され、シーズン中の多いときで31羽が見られた。西田会長は「ハクチョウが人を警戒している時期なので、定着するまで静かに見守ってほしい」と話した。