伊東酒造の玄関脇に飾られた、新酒の完成を知らせる「杉玉」

伊東酒造の玄関脇に飾られた、新酒の完成を知らせる「杉玉」

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪

酒蔵に「杉玉」 諏訪に新酒の季節到来

信濃毎日新聞(2017年11月25日)

 諏訪地方の酒蔵に新酒の季節が訪れた。銘柄「横笛」を売り出している伊東酒造(諏訪市諏訪)は24日朝、「杉玉(酒林)」を玄関脇に飾り付けた。新酒の完成を知らせる慣習。寒さが増すにつれて酒造りは最盛期に向かい、来年3月まで続く。

 伊東酒造の杉玉は直径約50センチで、毎年新調している。スギの葉を発泡スチロールに差し、球状に刈りそろえて出来上がり。10年以上担当している保科貞芳製造部長(57)は「年々より丸く、形が良くなっていると思う」と満足そうだった。

 同社はこの日、新酒の第1号となる吟醸生原酒「初つくり」2千本(720ミリリットル)の販売を開始。酒米の入荷遅れで例年より1週間遅くなったため、待ちわびた常連客から「新酒はまだか」と問い合わせがあったという。保科さんは「すっきりした味わいで、飲みやすい仕上がり。客の反応が楽しみだ」と期待していた。

 周辺のほかの酒蔵4軒も、12月にかけて新酒の販売を始める。諏訪市元町の宮坂醸造は25日、「新酒祭り」を開く。

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