「富山の家族が持っている力を感じた」などと話すねじめさん(左)=富山銀行本店

「富山の家族が持っている力を感じた」などと話すねじめさん(左)=富山銀行本店

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ねじめさん「家族の詩に力」 高岡・山町ポエム大賞

北日本新聞(2017年11月26日)

 詩人で直木賞作家のねじめ正一さん(東京)が選者を務める「第14回高岡・山町ポエム大賞」の表彰式と朗読会が25日、高岡市守山町の富山銀行本店で開かれた。入賞者が受賞作を朗読し、ねじめさんが「高岡、富山の家族が持っている力を感じた。素直な気持ちが新鮮に伝わってきた」などと講評した。

 8月に開かれた「高岡山町筋土蔵造りフェスタ」の協賛事業で、県内外の小中高校生から1067点の応募があった。大賞・北日本新聞社賞に、吉田啓人(ひろと)君(11)=高岡市東五位小5年=の「とーたんのイス」を選んだ。

 作井宗人ポエム大賞実行委員長らがあいさつ。駒沢北日本新聞社取締役高岡支社長らが入賞者に表彰状を贈った。

 入賞者は作品をそれぞれ読み上げ、ねじめさんが講評。総評では「独特の富山の匂いを思い切り感じさせてくれた。良い詩に出合えてよかった」と話した。

 入賞作を12月1日~15日に富山銀行の本店と横田、成美支店、同18日~29日に小杉、中島支店、来年1月4日~19日に富山、堀川支店、同2月5日~16日に砺波支店でそれぞれ展示する。ポエム大賞の公式サイトでも紹介する。

 富山銀行、土蔵造りのある山町筋まちづくり協議会、末広開発、北日本新聞社でつくる実行委員会主催。

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