大塚いちおさん(中央右)らが参加したウェルモ像の除幕式=25日、上越市大和5

大塚いちおさん(中央右)らが参加したウェルモ像の除幕式=25日、上越市大和5

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「ウェルモ」お出迎え 上越妙高駅で像お披露目

新潟日報(2017年11月27日)

 上越妙高駅(上越市)の新幹線改札口正面に、同駅のお出迎えキャラクター「ウェルモ」像が完成し、25日、除幕式が行われた。ウェルモを考案したイラストレーター大塚いちおさん=上越市出身=が式に出席し、「駅のシンボルになってほしい」と願った。

 ウェルモは北陸新幹線の開業に合わせて2015年に誕生。眠たい目をしたモグラで、英語のウエルカムとモグラを合わせて命名された。普段は上越妙高駅の地下を走り、時折、地上に顔を出すという設定で、市民にも親しまれている。

 ウェルモ像は大塚さんが企画制作し、市に寄贈した。像は繊維強化プラスチック(FRP)製で、高さと幅はそれぞれ約1メートルと、子どもの目線に合わせた。

 除幕式には大塚さんや村山秀幸市長、地元の子どもたちが出席。白い覆いの中から青や黄色に色付けられた大きなウェルモが顔をのぞかせると、客らから拍手が湧いた。

 大塚さんは「上越は酒や米もおいしく、スキーや海水浴も楽しめるすてきな土地。より多くの人に愛してもらうため、この像が役立てばうれしい」と話した。

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