佐久地方の愛好家らでつくる「佐久熱気球クラブ」は23、24の両日、クラブ員がサンタクロースの衣装をまとって熱気球に乗り込み、佐久市内の子どもたちにプレゼントを届ける。「空からサンタがやってきた」と銘打った恒例のボランティアイベントで、500人分のプレゼントを用意している。
子どもたちに夢と笑顔を与えたい―との催しで、1998年に初めて開催。午前7時に同市の千曲川スポーツ交流広場を飛び立ち、2時間ほど市内の空を巡回。水田など着陸可能な場所を見つけては高度を下げて、集まった人にプレゼントを配る。同市と友好関係を結ぶ北欧エストニアのサク市のチョコレートもプレゼントに含まれているという。
天候によっては中止となり、その場合は佐久市観光協会のフェイスブックで告知する。同協会事務局で市観光交流推進課の原田幸男さん(40)は「サンタが乗った気球を見つけたら手を振ってほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同課(電話0267・62・3285)へ。