寒空の下、生寒天を干し場に並べる寒天メーカーの従業員=4日、茅野市宮川

寒空の下、生寒天を干し場に並べる寒天メーカーの従業員=4日、茅野市宮川

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 特産

厳しい寒さが育む味 茅野で生寒天の天出し

信濃毎日新聞(2017年12月5日)

 茅野市で4日、生寒天を屋外に並べて干す「天出し」の作業が始まり、冷え込みが厳しくなる冬ならではの風景が広がった。生寒天は凍ったり、解けたりを繰り返して徐々に水分が抜け、約2週間で角寒天に仕上がる。

 同市の「五味喜一商店」は、3日に海藻を煮る釜に火を入れて今季の寒天作りをスタート。4日は生寒天約1万5千本を近くの田んぼに運び、従業員が手際良く並べた。5日以降も1日約1万5千本ずつ追加する。

 同商店は昨年、約90万本を製造したが不足気味だったという。今年は1日早く天出しを始め、来年2月下旬までに昨年を上回る生産量を目指す。経営する五味昌彦さん(59)は「健康に良いとして若者からの引き合いもある。いい商品に仕上げたい」と話していた。

 長野地方気象台によると、4日の諏訪は朝に氷点下2・9度まで冷え込み、日中の最高気温は6度だった。

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