福井県 敦賀・若狭

敦賀工高生手作りツリーキラキラ 敦賀駅

福井新聞(2017年12月6日)

 敦賀工高の生徒が制作を手掛け、敦賀駅交流施設オルパークで約1カ月間設置されるイルミネーションツリーの点灯式が4日、同施設で行われた。同校吹奏楽部によるクリスマスソングの演奏もあり、会場はクリスマスムード一色となった。設置は25日まで。

 オルパークが3年前からツリーの制作を同校に依頼している。3年生による課題研究として、情報ケミカル科の3人が4月から制作を始めた。設計や点灯のプログラミングも行い、昨年は青色のみだった発光ダイオード(LED)は今年、色の数を増やし点灯パターンは100通りを超えるなど工夫を凝らしている。

 会場には多くの見物客が訪れた。照明が落とされると、カウントダウンに合わせてきらびやかなイルミネーションが浮かび上がった。点灯後、同校吹奏楽部によるクリスマスソングなどのメドレーを演奏。「あわてんぼうのサンタクロース」や「赤鼻のトナカイ」などを披露し、高校生やサラリーマンは足を止めて写真を撮ったり、演奏に聴き入ったりして楽しんでいた。

 制作班のメンバー吉田昇平さんは「百点満点の出来。多くの人に楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔で話していた。

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