氷見市を訪問した「名探偵コナン」のまち・鳥取県北栄町の関係者=11月28日、市役所

氷見市を訪問した「名探偵コナン」のまち・鳥取県北栄町の関係者=11月28日、市役所

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「まんがのまち」加速 氷見市、チーム発足へ

北日本新聞(2017年12月13日)

 氷見市は、市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの複製原画などを展示している潮風ギャラリーの入館者数が好調なことを受け、「まんがを生かしたまちづくり」を加速させる。関係する職員を部署を超えて組織する庁内プロジェクトチームを近く発足させる。林正之市長は12日、市議会本会議で「積極的に取り組む」と意欲を示した。

 プロジェクトチームは、市中心街の「藤子不二雄(A)まんがワールド」を担当している観光交流・女性応援課を中心に、都市計画や企画政策などの職員でつくることを想定しており、2018年度予算案に必要経費を盛り込む方針。

 市によると、潮風ギャラリーの入館者数は本年度、好調に推移している。10、11月の入館者は開館10周年イベントなどが奏功し、前年同期比33%増の3210人。4~11月の入館者累計は、過去最高を記録した前年度を5・4%上回り、市は「記録更新が期待できる」としている。

 8月に同ギャラリーが「日本のアニメ聖地88」に選ばれたことも弾みをつけている。11月には「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんの出身地で、同時にアニメ聖地に選ばれた鳥取県北栄町の関係者が氷見市を訪問。林市長も12月初旬に、同町と「水木しげるロード」のある同県境港市を相次いで視察した。

 林市長は市議会で「キャラクターがまちの宝となっており、まんがを生かしたまちづくりの必要性と効果を実感した」と述べた。

 市は中心市街地のグランドデザイン検討委の中で、市役所跡地を漫画をテーマにした観光客の回遊拠点とする方向を示しており、今後、プロジェクトチームの活動と連携しながら取り組みを進める。

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