鋳物メーカー、能作(高岡市オフィスパーク)の協力でスズ製品の企画販売を体験した戸出中学校の2年生は13日、同市戸出光明寺の同校で学習のまとめを行い、能作産業観光部長の能作千春さん(31)から仕事の心構えについて聞いた。
同校は本年度、文部科学省の指定を受けて起業体験推進事業に取り組んでいる。2年生はクラスごとに模擬会社を設立し、能作社員のアドバイスを受けながらオリジナルスズ製品を開発。販売会も行った。
能作さんは、商品開発のポイントや産業観光に対応した新社屋について紹介した。仕事のポリシーとして「あきらめず続けること」「仕事を楽しむ」などを挙げた。
生徒代表の松本七菜香さんが「学んだことを学校生活で生かしたい」と謝辞を述べた。