小松市滝ケ原町の滝ケ原西山石切り場跡が14日からライトアップされるのを前に13日、現地で事前点灯が行われた。青白さが特徴の石肌が29個のライトを浴び、山すそに幻想的な光景を浮かび上がらせた。
ライトアップは昨年4月に日本遺産となった「小松の石文化」の魅力をさらに発信しようと、こまつ観光物産ネットワークが初めて企画した。14日から25日まで午後5時から2時間点灯する。
滝ケ原西山石切り場跡は、藩政期から昭和20年代まで採掘が続けられた。担当者は「昼間とは違って、より立体的な石肌を楽しんでもらえると思う。将来的には観光名所になってほしい」と話した。