古民家の屋根雪を下ろす職員=白山市白峰の県白山ろく民俗資料館

古民家の屋根雪を下ろす職員=白山市白峰の県白山ろく民俗資料館

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早くも雪下ろし 白山ろく民俗資料館

北國新聞(2017年12月16日)

 15日の石川県内は高気圧に覆われて晴れた。日中の最高気温は金沢9.0度、輪島6.9度と、平年より1~2度低かったが、前日から2~5度上がり、寒さは少し和らいだ。白山市白峰では数日来降っていた雪がやみ、県白山ろく民俗資料館で今季初めて屋根の雪下ろしが行われた。
 職員2人が国重要文化財「旧小倉(こぐら)家住宅」の木羽(こば)葺(ぶ)き屋根に上がり、スノーダンプを手に、約1メートル積もった雪を地上に落としていった。
 藩政初期に建てられた小倉家は、資料館の敷地内にある古民家6棟のうち最も古く、毎年最初に雪を下ろす。山口一男館長によると、雪下ろしは通常、12月下旬から1月上旬に始めるが、今季は1977(昭和52)年に小倉家を敷地内に移築して以来、最も早くなった。
 金沢地方気象台は15日、県内に雷、強風の各注意報を出して落雷などに注意を呼び掛けた。

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