若一王子神社の境内でお披露目された特大絵馬

若一王子神社の境内でお披露目された特大絵馬

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伝統「子ども流鏑馬」大きくPR 大町・若一王子神社に特大絵馬

信濃毎日新聞(2017年12月25日)

 大町市の若一(にゃくいち)王子神社の名誉総代会は、県無形民俗文化財で夏祭りの伝統行事「子ども流鏑馬(やぶさめ)」を題材とした特大絵馬をつくり、24日に神社でお披露目した。幅約3メートル、高さ約2・5メートルもの大きさで、化粧をして華やかな衣装で流鏑馬に臨む男児が描かれている。地域の伝統文化を広くアピールする。

 子ども流鏑馬は、市内10町から1人ずつ選ばれた男児が射手を務める。名誉総代会によると、若一王子神社の子ども流鏑馬は、鎌倉、京都と並び「三大流鏑馬」とされるという。役員総代の経験者ら22人が資金を出し、完成した特大絵馬をこの日奉納した。

 本殿脇に置き、夜はライトアップする。神社を訪れた市内の飲食店経営、吉沢とも子さん(57)は「大きくて迫力がある。素晴らしい」と感激した様子。名誉総代会の草間将男副会長(75)は「お正月には大勢の参拝者が訪れる。大町の観光の目玉になればいい」と願っていた。

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