自身の担当したページを披露する(前列右から時計回りに)野崎さん、吉田さん、竹丸さん、舘鼻さん、小澤さん、木村さん=マチノス

自身の担当したページを披露する(前列右から時計回りに)野崎さん、吉田さん、竹丸さん、舘鼻さん、小澤さん、木村さん=マチノス

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まちなか店主を紹介 富山高専生がクレンケ創刊

北日本新聞(2017年12月25日)

 富山高専国際ビジネス学科の4年生6人が今月、富山市中心商店街の店主を紹介する冊子「CRENKE(クレンケ)」を創刊した。若者らしく率直に「教えてくれんけ」と問い掛け、店主の人柄や思いを引き出した。商品でなく人物に焦点を当てることで店に親しみを持ってもらい、まちなかに世代を超えた人の輪を生み出すことを目指す。

 6人は昨年度、カナダへ留学した仲間。現地で「ホームタウンを紹介して」と求められた際に答えに窮し、自身や同年代が持つ富山への後ろ向きな印象を自覚したという。

 帰国後、市内で行われたビジネスセミナーに参加し、まちづくりに取り組む商店主の熱意、仕事へのこだわりに触れ「格好いい大人がいる」と地元の魅力を再発見した。自分たちが感じた魅力を伝えようと今夏、中心市街地の活性化策を募る「学生まちづくりコンペティション」に冊子を提案し、助成事業に選ばれた。

 吉田野乃花さんが統括し、竹丸葵さん、野崎莉紗子さん、木村まみさん、小澤海里さん、舘鼻玲さんが中央通りの5店を取材。黒板に落書きするような自由なレイアウトで、各店主の半生や大切にしていることをA5判10ページにまとめた。メンバーが印象に残った店主の言葉を紹介し「こんなすてきな大人っているんだ」「話せば話すほど面白い」と感想を書いた。

 発行に合わせ、定期的に若者がまちなかで交流する場「マチる」を企画し、第1弾を22日に中央通りのシェアスペース「マチノス」で開いた。今後は「マチる」を通じて取材仲間を増やし、冊子に新しい風を吹き込ませようと考えている。次号は来春までに発行する予定。吉田さんは「店主との出会いを通じて富山が大好きになった。富山を誇りに思える人を増やしたい」と話す。

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