金沢市の浅野川で25日、「浅野川大橋」「中の橋」「天神橋」「梅ノ橋」の四つの橋のライトアップが始まった。発光ダイオード(LED)の照明が川筋を幻想的な雰囲気に包み、市民や観光客がそぞろ歩きを楽しんだ。
ライトアップは、金沢市の夜間景観の向上を目的にした事業の一環で、天神橋と梅ノ橋は昨年度に整備され、今年度は浅野川大橋、中の橋で照明を設置した。
浅野川大橋には、4カ所のたもとに計8基の発光ダイオード(LED)投光器を設け、アーチ部分を照射した。中の橋には4カ所のたもとと桁隠しの部分にLED照明が設置された。
主計町(かずえまち)緑水苑で行われた完成式では、丸口邦雄副市長が式辞、黒沢和規市議会議長が祝辞を述べ、橋周辺の町会員らが加わり、点灯スイッチを押した。毎日、日没から午後9時までライトアップされる。