映画に登場する住宅を再現したミニチュア作品などが並ぶ「神の手・ニッポン展2」=新潟市中央区の新潟三越

映画に登場する住宅を再現したミニチュア作品などが並ぶ「神の手・ニッポン展2」=新潟市中央区の新潟三越

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細部に宿る美しさ 「神の手・ニッポン展2」開幕 新潟

新潟日報(2018年1月4日)

 ものづくりの高度な技術を持った現代作家5人の作品を集めた「神の手・ニッポン展2」(新潟日報社主催)が、新潟市中央区の新潟三越で開幕した。長さ約1キロ分の水引を編んで作った鳳凰(ほうおう)の大型オブジェや、名画を立体的に表現したペーパーアートなど約90点が並んだ。

 同展は日本人が継承してきた繊細な感性や技、現代的なセンスを融合させた創作活動に取り組むアーティストを紹介しようと、全国で開催されている。新潟県では一昨年1月以来。

 会場には陶板に躍動感あふれる竜を描いた墨絵や、卵の殻とちりめんの古布を用いたつるし飾り、アニメや映画に登場した建物の間取りを縮小して再現した作品が展示された。

 訪れた南魚沼市の公務員女性(57)は「間取りを見ていたら、それぞれの物語が頭に浮かび、わくわくした。いずれの作品も細部まで美しく新鮮に感じた」と話した。

 15日まで(9日休館)。一般800円、高校・大学生500円、中学生以下無料。

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