100万人目の来館者となった広瀬さん(左から3人目)に記念品を贈呈する石井知事=富山県美術館

100万人目の来館者となった広瀬さん(左から3人目)に記念品を贈呈する石井知事=富山県美術館

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来館者100万人突破 富山県美術館

北日本新聞(2018年1月7日)

 富山県美術館(富山市木場町)の来館者が6日、昨年3月の部分オープン以来100万人を超えた。大勢が訪れる富岩運河環水公園内という立地の良さに加え、幅広い世代が楽しめる無料ゾーンをふんだんに設け、9カ月余りで大台に達した。セレモニーがあり、節目の来館者に記念品が贈られた。

 100万人目となったのは、金沢市の広瀬絵里さん(27)。友人の鹿島彩加さん(28)=同市=と一緒に来館した。金沢21世紀美術館のミュージアムショップに勤めており、職場の同僚から富山県美術館の評判を聞いて訪れた。石井隆一知事が、展覧会の図録などを贈り「期待を上回るペースで100万人に達した。2度、3度と来てもらいたい」とあいさつした。前後の来館となった横浜市の会社員、稲垣明生さん(49)、得子さん(45)夫妻、魚津市吉島の団体職員、山口亜由美さん(26)にも記念品が贈られた。

 美術館は昨年3月25日に部分オープンし、レストランなど展示室を除く館内の利用を開始。5月の大型連休前には遊具を備えた屋上庭園も開放し、8月26日の全面開館で企画展が始まった。100万人の大半が無料ゾーンの利用者で、企画展と常設展の鑑賞者は計16万6千人。人気公園内という好立地で、制作体験や多彩な講演会、テナントに入る東京の老舗洋食店の料理など、作品鑑賞以外の多様な楽しみを提供し、話題の新スポットとなった。

 企画展は現在、開館記念展第2弾「素材と対話するアートとデザイン」と、国際北陸工芸サミットのメイン企画「ワールド工芸100選」展を8日まで開いている。

 前身の県立近代美術館は、展覧会の鑑賞者だけをカウントする方法で単純比較はできないが、開館から14年で100万人に達している。

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