錦の布に包まれた宝印を頭に押してもらう参拝者

錦の布に包まれた宝印を頭に押してもらう参拝者

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宝印を頭に 無病息災祈る 善光寺で「御印文頂戴」

信濃毎日新聞(2018年1月8日)

 長野市の善光寺本堂で7日、正月恒例の「御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)」が始まった。同寺の宝印を頭に当てる行事で、極楽往生が約束されると伝えられている。初日から大勢の参拝者が訪れ、無病息災などを祈った。

 僧侶が錦の布で包まれた宝印を参拝者の頭に静かに当てると、参拝者は目をつむり、手を合わせた。小さな子どもを抱き上げて頭に押してもらう父親らの姿もあった。

 毎年訪れているという同市東鶴賀町の柄沢昌弘さん(85)は「無病息災を祈願しました。元気でいられるのは御利益のおかげです」。初めて宝印を受けた同市北尾張部の会社員三枝洋介さん(34)は「家族の健康をお祈りしました」と話していた。

 御印文頂戴は15日までの毎日、午前9時〜午後4時に行う。

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