奇術師・松旭斎天一の写真や直筆の絵などが並ぶ特別展=4日、福井市の福井県立こども歴史文化館

奇術師・松旭斎天一の写真や直筆の絵などが並ぶ特別展=4日、福井市の福井県立こども歴史文化館

福井県 福井・永平寺 その他

奇術師、松旭斎天一の新資料 福井県立こども歴史文化館

福井新聞(2018年1月9日)

 明治時代に活躍した福井市生まれの奇術師、松旭斎天一(しょうきょくさいてんいち)の写真など、福井県立こども歴史文化館が本年度新たに発見した資料を含め館蔵の約250点を並べた特別展「これきコレクション展」は4日、福井市の同館で始まった。天一や弟子の写真や親戚関係にあった政治家杉田定一の書簡など貴重な資料を、イラスト入りのパネルを添えて紹介している。3月4日まで。

 天一の新資料は三女満子が嫁いだ坂井市内で見つかった。天一がアメリカ公演中とみられる写真や、好んで描いたというだるまの絵、弟子の天勝(てんかつ)と天洋(てんよう)の宣伝用写真など16点で、これまで発刊された伝記などにはない写真もある。

 満子の嫁ぎ先は杉田定一の母の実家でもあり、同時に見つかった杉田の書簡からは、政治活動に当たり、支援を受けていたことが分かる。

 また、古い民家などに残る古文書に関心を持ってもらおうと、越前町内の庄屋の江戸時代中ごろの文書を紹介。村で起きた騒動で、村役人が村人から言い分を聞き取った文書などの要約をパネルにして解説している。観覧無料。

福井・永平寺 ニュース