若狭の伝統工芸などを紹介する「若狭の空と海とものづくり展」が、福井県のサンドーム福井の福井ものづくりキャンパスで開かれている。若狭塗の箸やボールペン、若狭めのう細工のアクセサリーなど嶺南地方の多彩な工芸作品500点以上が並ぶ。14日まで。
豊かな自然の中で育まれた若狭一円の工芸作品を嶺北の人たちに見てもらおうと、初めて企画した。
今回は個人と各工房が出展し計8ブース設けられた。若狭めのう細工の上西宗一郎さんは、赤く透き通った色合いが美しいアクセサリーを出品。1点ずつ色彩や模様の違いを楽しめる。若狭塗職人の加福宗徳さんは、名刺入れやボールペンなど多彩な品を並べており、細かに施された模様が目を引く。
このほかにも焼き物や真珠のアクセサリーなど作家の個性が光る作品を満喫できる。