山町ヴァレーに設置されている地図=高岡市小馬出町

山町ヴァレーに設置されている地図=高岡市小馬出町

富山県 高岡・氷見・射水 祭り・催し その他

学生ら60年代の地図作りへ 高岡山町筋

北日本新聞(2018年1月10日)

 富山大と東京工業大大学院の学生らが高岡市中心部のかつての姿を探る「山町筋思い出地図プロジェクト」に取り組んでいる。同市小馬出町の商業施設「山町ヴァレー」に1960年代の地図を設置したり、聞き取りを行ったりして地元住民から情報を集めている。今後、集まった情報を一つの地図に落とし込み、「思い出マップ」としてまとめる。

 学生は若者のまちなか定住促進に取り組む団体「高岡まちっこプロジェクト」のメンバー。山町ヴァレーを運営する「町衆高岡」に協力する形で、昨年4月から思い出マップ作りを進めている。

 山町ヴァレーに置いた地図は大きさが縦1・3メートル、横1・8メートル。備え付けの用紙にコメントを書いてもらう仕組みで、当時の様子を収めた写真も募集している。集まった紙や写真は、地図上の対応するポイントにピンで刺している。昨年5月に設置し、これまでにコメントが書かれた紙は約70枚、写真は約20枚が寄せられた。

 聞き取りは市中心部で商店を営んでいた人や子ども時代を過ごした人を対象に行い、これまでに15人から話を聞いた。中心メンバーで東工大大学院1年の馬場洸太さん(22)は地方都市の空き家活用について研究している。「マップが完成したら多くの人に見てもらいたい」と話した。

高岡・氷見・射水 ニュース