木の枝に餅やお菓子を飾り付ける家族連れら=14日、上越市名立区

木の枝に餅やお菓子を飾り付ける家族連れら=14日、上越市名立区

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縁起物繭玉次代へ 飾り付け体験会 上越名立

新潟日報(2018年1月15日)

 小正月の縁起物「繭玉飾り」を作る体験会が14日、上越市名立区の道の駅うみてらす名立で開かれた。家族連れらが紅白の餅や縁起良い飾りを木の枝に付け、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願った。

 うみてらす名立が毎年企画。ことしは名立区の山から切り出した大小約30本のミズキの枝に飾り付けた。

 つきたての餅や小判、タイ、米俵などをかたどった色とりどりの飾り、お菓子が準備され、施設の職員からアドバイスをもらいながら枝に飾り付けていった。完成した繭玉飾りのうち、小さなものは参加者が持ち帰った。

 上越市の直江津南小2年、男子児童(8)は「餅が手にくっついて大変だったけど楽しかった。ことしは勉強をがんばりたい」と話した。男子児童の祖母(70)は「最近は飾りを見ることが少なくなったが、昔は大イベントだった。孫にも知ってほしくて訪れた」と語った。

 大きな繭玉飾り8本は、21日ごろまで館内で展示される予定。

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