家族連れらで休日のにぎわいとなった会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

家族連れらで休日のにぎわいとなった会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

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大雪のち「花の休日」 北國花展、好天に恵まれにぎわう

北國新聞(2018年1月15日)

 北國新聞創刊125周年記念の第43回北國花展「伝統と現代」(北國新聞社主催、石川県いけ花文化協会協力)は2日目の14日、家族連れや全国の生け花ファンが金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場に詰め掛け、休日の花談議を楽しんだ。
 入り口でまず、来場者を迎える現代自由花「雨氷」は、吹雪の後、晴れ上がった青空が表現された。まさに大雪後の晴天となった14日、氷柱(ひょうちゅう)に見立てたガラスと、カスミソウ、センリョウに、来場者は雪解けの春を感じ取った。
 人熱(ひといき)れがするほどにぎわった会場では、来場者が、長年の精進に裏打ちされた伝統様式花の技に目を凝らし、造形美を追求した現代自由花や壁を彩るレリーフ作の前では、出品者の意図に思いを巡らせた。
 1年半前から池坊の森啓穂さん(58)=金沢市=に生け花を学ぶベトナム出身の金大留学生、ソフィア・タオさんとホア・ファムさんも多彩な表現を熱心に見て回り「いつか母国でも生け花展を実現させます」と強い決意を語った。
 この日、鑑賞した谷本正憲知事は「時代を先取りしながら、生け花を進化させていく出品者の苦労、創意工夫が感じられた」と、会場へ全国から足を運ぶ人がいることにも感心した様子で話した。

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