白山市蝶屋小の5年生68人は18日、同市井関町の井関生産組合作業所で地元特産のかき餅作りを見学し、乾燥のために天上からつるされた色とりどりのかき餅に目を奪われながら、郷土の食文化に理解を深めた。
児童は、かき餅を約20枚ずつ編み上げる作業や餅つきなど製造工程について女性部員から説明を受けた。
乾燥用の倉庫では、腰を低くしながら、カーテンのようにつるされた大量のかき餅に見入り、乾燥期間や種類について尋ねた。
児童は2班に分かれ、作業所見学と校舎でのかき餅編み体験を交互に行った。堀内湊人君は「カラフルできれいだった。学校のそばにこんな工場があるなんて知らなかった」と話した。