水仙の美しさを引き出した生け花が並ぶ会場=19日、福井新聞社・風の森ギャラリー

水仙の美しさを引き出した生け花が並ぶ会場=19日、福井新聞社・風の森ギャラリー

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水仙のかれんな美しさ競演 「いけ花展」開幕

福井新聞(2018年1月20日)

 「第34回ふるさとの花をいける 水仙いけ花展」(福井県華道協会、越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)が19日、福井新聞社で始まった。県華道協会加盟の10流派が、水仙のかれんな美しさを生かした約70点を披露している。22日まで。

 福井市、越前町、南越前町で昨年12月から開催している第43回水仙まつりのフィナーレを飾るイベント。同展で使う水仙は、越前海岸観光協会連合会が約2千本を準備した。

 水仙と桜やツバキなどを合わせて冬から春への季節の移ろいを感じさせたり、緑美しい松や竹と組み合わせて水仙の白を引き立てたりと、趣向を凝らした作品が並ぶ。会場には水仙の甘い香りも漂い、訪れた人を楽しませていた。

 開場式のあいさつで、同協会の大円暁和会長(75)は「日本水仙は生け花文化が始まった当初から使われている歴史ある花。その魅力を十分に引き出した作品がそろっている」と話した。21日からは展示替えした作品が並ぶ。

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