国重要文化財の菅野家に飾られた大正初期の武生天神

国重要文化財の菅野家に飾られた大正初期の武生天神

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天神様鑑賞しまち巡り 高岡・山町筋

北日本新聞(2018年1月21日)

 「天神様」として親しまれる菅原道真の掛け軸や人形を土蔵造りの町家に飾る「山町筋の天神様祭」が20日、高岡市の重要伝統的建造物群保存地区、山町筋で始まり、来場者は作品を鑑賞しながらまち巡りを楽しんだ。21日まで。

 高岡は天神信仰の盛んな地域。江戸時代には1月25日に寺子屋で天神講が行われ、天神様の掛け軸や人形の前で子どもに道真の遺徳を教えていたという。

 天神様祭は、山町筋まちづくり協議会(作井宗人会長)が毎年開き17回目。ことしは御馬出町と守山町、木舟町、小馬出町の約40カ所で展示している。

 国重要文化財の菅野家(木舟町)は、掛け軸のほか大正初期の武生天神、土人形などを飾った。車和裁学院(同)は親子3世代それぞれに用意された掛け軸を展示している。夫婦で訪れた愛知県一宮市の千田有紀子さん(52)は「珍しい独特の文化だが、継承されていることが素晴らしい」と話していた。

 21日午後2時から高岡御車山会館で、フリーアナウンサーの相本芳彦さんが「高岡天神まつりと加賀のキリシタン」と題して講演する。山町筋観光駐車場横の防災施設前ではぜんざいの販売もある。北日本新聞社共催。

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