熱気球やラッピングバスに利用される予定の北斗の拳のキャラクターやロゴ

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「北斗の拳」熱気球やバスに 武論尊さんと佐久市がコラボ事業

信濃毎日新聞(2018年1月24日)

 人気漫画「北斗の拳」の原作者で佐久市出身の武論尊(ぶろんそん)さん(70)=本名・岡村善行さん、東京=が23日、佐久市役所で記者会見し、北斗の拳のキャラクターを熱気球やバスにデザインする市との「コラボレーション事業」を発表した。若手漫画家を育成しようと募集した「武論尊100時間漫画塾」には、定員30人に対し109人から応募があったと明らかにした。

 武論尊さんは70歳を機に市に貢献したい―と給付型奨学金の原資となる4億円を市に寄付し、漫画塾開催も発表。同事業もその一環。キャラクターを市の名物の熱気球や市内外を走るバスに利用することで、佐久を広くアピールする狙いだ。

 市の循環バスと、千曲バス(佐久市)が運行する東京都への高速バスをラッピングし、今年夏から秋の間にお目見えする。熱気球は、2019年5月の佐久バルーンフェスティバルが初披露になるという。

 漫画塾の応募者は市内在住者30人、それ以外の県内62人、県外が17人だった。今後選考を行い、30人にまで絞る。開塾は4月15日で、初回は「タッチ」の作者あだち充さんらが講師を務めるという。

 「佐久市のアピールのため、少しでも力添えができればいい」と武論尊さん。漫画塾については「(応募の際に提出を求めた作品の)レベルが高く驚いている。やって良かったと思っている」と笑顔を見せた。

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