温泉に漬かる猿を撮影しようとカメラを向ける観光客たち

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スノーモンキー、寒空でも温か 山ノ内で観光客も撮影に熱

信濃毎日新聞(2018年1月25日)

 猿が温泉に漬かり、「スノーモンキー」として海外でも知られる下高井郡山ノ内町の地獄谷野猿公苑が、多くの外国人観光客らでにぎわっている。24日は、山ノ内町との友好提携の調印を25日に控えた米国コロラド州ベイル町の関係者12人も視察に訪れた。

 野猿公苑周辺には160匹ほどの群れがあり、日中になると集まってくる。24日は厳しい冷え込みとなり、午前10時ごろには雌や子猿など30匹ほどが専用の温泉に漬かった。互いの毛をつくろったり、子猿を抱きかかえたりする様子も見られ、観光客はしきりにカメラのシャッターを切っていた。

 全米有数の山岳リゾートがあるベイル町のデイブ・チェイピン町長(59)は「とてもかわいい。一般的に動物は遠くに出掛けて見るものだが、近くに猿がやってきてくれるのが興味深い。子猿を母親が抱く姿を見られて良かった」と喜んでいた。

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