クマザサを湯釜の湯に浸す能門宮司(左)=輪島市河井町の重蔵神社

クマザサを湯釜の湯に浸す能門宮司(左)=輪島市河井町の重蔵神社

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クマザサ、湯釜で清め 輪島・重蔵神社で鎮火祭

北國新聞(2018年1月25日)

 輪島市河井町の重蔵神社で24日、鎮火祭が営まれ、氏子や消防関係者ら14人が湯釜神事で清めたクマザサでおはらいを受け、防火を祈願した。
 能門重矩(のとしげのり)宮司が、拝殿前に設けた湯釜の熱湯にクマザサの葉を浸した。
 鎮火祭は、当時は国宝だった重蔵神社や周辺の民家が焼失した1910(明治43)年の「輪島大火」など、この地域でかつて火災が多かったことから、神事として続けられている。
 「鎮花祭」とも呼ばれ、花の咲き始める頃に心が浮ついて起こるけがや病気を鎮める意味も込められている。

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