地域のワイナリーとタッグを組んで開発した「豪雪ワイン」

地域のワイナリーとタッグを組んで開発した「豪雪ワイン」

新潟県 越後湯沢・魚沼・奥只見

雪国の香り引き立つ 湯沢の旅館などが新ワイン

新潟日報(2018年1月26日)

 旅館・飲食業のいせん(湯沢町)は、アグリコア越後ワイナリー(南魚沼市)と共同で新商品「豪雪ワイン」を開発した。南魚沼市の畑で育ったブドウを原料に、雪中貯蔵した無ろ過ワインで、香りが奥深く重みのある味わい。いせんが湯沢町で営業する飲食店「ムランゴッツォカフェ」で提供している。

 魚沼産の食材を使っている同カフェで、ワインも地元産を使おうと、いせんが2015年からワイン造りに取り組んだ。いせんの従業員が越後ワイナリーに赴き畑仕事を手伝うなど、ブドウ作りから関わった。同年秋に仕込み、木だるで2年間、雪中貯蔵し熟成させた。

 無ろ過としたのはブドウ本来の味や風味を引き立てるためで、同社では「土の香りを残したかった」とする。上澄みを製品にすることで、おりも気にならないという。ラベルは名前にちなんで、雪の結晶をイメージしたシンプルなものとした。

 井口真奈美専務は「雪深い地で作られたワインの魅力を広く知ってもらいたい。雪国の暮らしを感じながら、気軽に飲んでいただければ」と話す。

 アルコール度数は12%で、カフェでは1本(750ミリリットル)4千円で提供している。

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