木祖村薮原宿に並んだアイスキャンドルを見る子どもたち

木祖村薮原宿に並んだアイスキャンドルを見る子どもたち

長野県 木曽路 祭り・催し

木曽谷に温かい灯 「氷雪の灯祭り」始まる

信濃毎日新聞(2018年1月28日)

 木曽谷の各地で、夕方から夜にかけてアイスキャンドルをともす「木曽路氷雪の灯(ひ)祭り」が27日、木曽郡内の3会場で始まった。週末を中心に2月10日まで、塩尻市贄川から岐阜県中津川市までが順次会場となり、宿場の面影の残る旧中山道沿いや御嶽山麓などが、幻想的な雰囲気に包まれる。

 木曽谷の町づくり団体などが、それぞれ実行委員会を設けて続けている。木祖村の薮原宿一帯では「町並みの雪灯(あか)り」と名付けて開催し、12回目。午後6時に薮原地域自治協議会の役員らが、道路沿いなどに並べた約3千個のキャンドルに一斉に点火し、親子連れなどが見つめた。上野動物園(東京)のジャイアントパンダの子ども、シャンシャンを模した雪像も登場。豚汁やイノシシ汁、焼き鳥、甘酒などが振る舞われた。

 名古屋市から夫婦で訪れた派遣社員、伊藤美穂さん(27)は「明かりがきれいなだけでなく、住民の人たちが温かく迎えてくれたのがうれしい」と話した。

 この日はほかに、木曽町日義、大桑村でもアイスキャンドルに灯がともった。

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