雪合戦の競技大会「ザ☆雪合戦なんと2018」が28日、南砺市城端の城南パークで開かれ、一般の部と小学生の部で計23チームが熱戦を繰り広げた。一般の部は城中野球部(南砺市)が初優勝し、小学生の部はスノーペガサス(同)が7連覇を飾った。
城端地域体育協会や地元のNPO法人クラブJoyなどでつくる実行委員会(山田清志委員長)が開き25回目。雪に恵まれ、県内外から一般の部に15チーム、小学生の部に8チームが参加。予選リーグと決勝トーナメントで争った。
試合は7人対7人の対戦形式で、選手はコートの両サイドに分かれ、壁に隠れながら球を投げ合った。時間内に球に当たらなかった人数が多かったり、相手陣地のフラッグを奪ったりしたチームが勝ち星を得た。
一般の部は、3月に長野県で開かれる第5回日本雪合戦選手権の北陸予選会を兼ねて開かれた。昨年日本選手権で優勝し既に出場権を得たOZ(オズ)(南砺市)と、今回優勝した城中野球部、2位のTeamNR(同)が出場する。
開会に先立ち、千田重光日本雪合戦連盟会長が、2020年に城端地域で小学生の全国大会が開かれることに触れ「選手の育成をお願いしたい」とあいさつした。
▽一般の部(3)ウエスタンクルー(南砺市)(4)ジブリーズ(同)▽小学生の部(2)大谷野球スポーツ少年団(小矢部市)(3)雪だるまボーイズ(南砺市)