凍った湖面に開けた穴からワカサギを釣り上げる池田さん=飯綱町の霊仙寺湖

凍った湖面に開けた穴からワカサギを釣り上げる池田さん=飯綱町の霊仙寺湖

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待ちわびた穴釣り、興奮 飯綱町・霊仙寺湖で解禁

信濃毎日新聞(2018年1月31日)

 飯綱町の霊仙寺湖で30日、ワカサギの穴釣りが解禁された。昨年より4日早い解禁で、営業開始の午前6時には県内外から愛好者約200人が訪れ、全面結氷した湖面のあちこちに黄や緑など色とりどりのテントが並んだ。

 毎年友人と訪れる長野市鶴賀の池田紳男(のぶお)さん(75)は「すぐそばで釣り上げた人がいたらワカサギの群れが近くにいる証拠。さおを細かく動かして誘う」とこつを披露。この日の釣果は友人と合わせて40匹ほどで「ワカサギが釣り糸を引く瞬間がたまらない」と話していた。

 霊仙寺湖の観光施設を管理するオーガニックリゾート(飯綱町)によると、昨年は計24日間で延べ約5千人が穴釣りを楽しんだという。同社の額田(ぬかだ)雄二さん(43)=飯山市=は「過去には体長12センチほどの大物も釣れている。この時季しか体験できない氷上の釣りを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 営業時間は午前6時〜正午。2月5日は休み。氷の状態を確かめながら営業するため、来場する場合は、前日にオーガニックリゾート(電話026・253・3210)へ問い合わせが必要だ。入漁料は一般800円、中学生以下400円。

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