豊かな香りが特徴の県産チューリップ3種類=2日、新潟市中央区

豊かな香りが特徴の県産チューリップ3種類=2日、新潟市中央区

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香り豊か県産身近に チューリップ展示会 新潟

新潟日報(2018年2月5日)

 香りの良い県産チューリップの品種を紹介する展示会が2月2日、新潟市中央区の市食育・花育センターと県立植物園(同市秋葉区)で始まった。2月末までの毎週末展示されるほか、県内の一部生花店でも楽しめる。

 生産量全国1位の県産チューリップをPRしようと、県新潟地域振興局などが進める「にいがたチューリップいっぱいプロジェクト」の一環で、初めて企画された。

 この日は甘い香りの「タイムレス」、かんきつ系の香りが特徴の「ベロナ」、特定の遺伝子を持つ人だけが香りを感じることができる「バレリーナ」の3品種が展示された。バレリーナの周りでは訪れた人が「キンモクセイみたいな香り」「全然香りが分からない」などと言いながら、顔を近づけていた。

 県新潟地域振興局は「香りがあるチューリップはあまり知られていない。多くの人に体験してほしい」と呼び掛けている。同振興局によると、香りのある県産チューリップは10品種ほどで、今回とは別の品種も今後、展示する予定だ。

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