雪あかり祭りに向け、一丸となって紙風船づくりに取り組む住民ら

雪あかり祭りに向け、一丸となって紙風船づくりに取り組む住民ら

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紙風船最多58基を製作 福光で10、11日「雪あかり」

北日本新聞(2018年2月6日)

 10、11日に南砺市中ノ江の道の駅福光一帯で開かれる「第19回南砺ふくみつ雪あかり祭り」に向け、地元石黒地区の住民たちが一丸となり、空に浮かべる巨大紙風船の製作に励んでいる。ことしは過去最多となる58基を用意。「冬空を彩る幻想的な光景を見に来て」とアピールしている。

 巨大紙風船は高さ6メートル、幅3メートル。城端中学校の生徒たちが鮮やかに描いた端別院善徳寺や、12日まで福光美術館で開かれている「なんと版画年賀状公募展」の出品作など多彩な図柄を用意した。

 住民たちは昨年11月から同市の石黒公民館で、和紙に図案を描き写し、貼り合わせて風船を作る作業に取り組んできた。道の駅福光社長で、実行副委員長を務める松本浩希さんは「準備万端で、皆さんをお待ちしている」と意気込んだ。

 10日は正午~午後8時、11日は正午~午後6時に天候を見ながら揚げる。駐車場は周辺に約500台分用意し、15分間隔でシャトルバスを運行する。両日とも鍋料理などが並ぶ飲食コーナーを設け、ステージで多彩な催しを繰りげる。問い合わせは道の駅福光、電話0763(52)4100。北日本新聞社後援。

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