入賞した川柳に絵を添えて作った絵あんどん=福井県勝山市役所

入賞した川柳に絵を添えて作った絵あんどん=福井県勝山市役所

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勝山左義長まつり川柳 「高値ですこたつでみかん半分こ」

福井新聞(2018年2月7日)

 福井県勝山市で24、25の両日に開かれる勝山左義長まつりの絵あんどん川柳の入賞作品21句が決まった。応募は3305句あり、最高賞の勝山"左義長"大使・椎名誠賞には服部卓夫さん(群馬県)の「高値ですこたつでみかん半分こ」が選ばれた。

 まつり実行委が県指定無形民俗文化財のまつりの魅力を発信しようと企画した。世間の話題や政治、社会問題、干支(えと)にちなんだ川柳を全国公募した。全都道府県から左義長部門に1199句、世相部門に2106句が寄せられた。世相部門では国際情勢を詠んだ川柳が目立ち、入賞作では「ミサイルの下でのどかな総選挙」「世の中は少し我慢で平和来る」などの作品があった。

 椎名誠賞の川柳については、椎名さん自らが作品に合う絵あんどんの絵を描く。まつりの2日間は、花月楼前に絵あんどんを展示する。

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