使い古した針に感謝し、畳に刺す直江理事長=金沢市の尾山神社

使い古した針に感謝し、畳に刺す直江理事長=金沢市の尾山神社

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感謝込めて針供養 金沢文化服装学院と県畳組合連合会

北國新聞(2018年2月9日)

 「針供養」の8日、専門学校金沢文化服装学院の針供養が金沢21世紀美術館で行われ、生徒や職員ら約50人が使い古した針を豆腐に刺した。
 村上武史学院長が訓示、生徒を代表してアパレル造形デザイン科1年の北村あずささん(19)が感謝の言葉を述べた。出席者は折れたり、曲がったりした縫い針やミシン用針約千本を祭壇に奉納した。
 県畳組合連合会は8日、金沢市の尾山神社で針供養を行い、会員15人が曲がったり、折れたりして使えなくなった針を畳に刺し、感謝した。
 会員は、畳表やへりを縫い付ける畳針など30本を、30センチ四方の畳に刺して技術の向上を誓った。宮谷均禰(ね)宜(ぎ)が祝詞を奏上し、直江一雄理事長らが玉串をささげた。

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