3月17、18日に白山市美川地区で「第7回白山美川ふくさげ祭り」(北國新聞社後援)が開催される。色とりどりのちりめん飾りをつないだ「つるし飾り」が大正通り商店街やJR美川駅構内を彩る祭りで、美川商工会女性部員らが当日に向けて準備を進めている。
大正浪漫館(美川今町)や美川商工会館、美川駅1階の美川コミュニティプラザふれ愛ホールなど5会場を中心にフグやサケ、縁起物などをかたどったつるし飾りが展示される。協賛店でも展示される。
今年は新たに、美川刺繍(ししゅう)を用い、干支(えと)や「おかえり祭り」でおなじみのラッパなどをあしらった羽子板飾りが仲間入りする。2012年に始まった祭りは、多彩な飾りを見て回りながら、石畳の商店街で特産品を買い求めるなどそぞろ歩きを楽しむ催しとなる。つるし飾りの制作体験や即売会のほか、飲食コーナー、お茶の振る舞いなども予定されている。