大きな身のカキを味わう来場者=穴水町あすなろ広場

大きな身のカキを味わう来場者=穴水町あすなろ広場

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大ぶりカキに「大満足」 穴水でジャンボまつり、きょう11日まで

北國新聞(2018年2月11日)

 穴水町観光物産協会の「雪中ジャンボかきまつり2018」(北國新聞社共催)は10日、町あすなろ広場で開幕した。今年はカキの身を大きくするため例年より2週間遅い開催となり、約1万7千人(主催者発表)が大ぶりのカキを堪能した。
 会場では、穴水産の殻付きカキが1袋10個入り1千円(税込み)で販売され、来場者は総延長約400メートルの炭火焼きコーナーで熱々のカキや海産物を味わった。カキは2日間で12万個を用意した。
 「まいもん市」では、町内の飲食店や各種団体が30ブースを設け、カキフライや能登牛(うし)ステーキ、能登ワイン、特製ピザ、デザートなどを提供した。穴水高の生徒は、奥能登産の原木シイタケ「のと115」を材料にしたキッシュを販売した。
 特設ステージでは、お笑いコンビ「ぶんぶんボウル」が会場の雰囲気を盛り上げ、長谷部太鼓や能登半島地震以来、穴水町と交流を続ける神戸市職員と町ふるさとコーラス隊の合唱などが繰り広げられた。
 家族で訪れた金沢市の主婦武田幸代さん(54)は「カキの身が本当に大きく、プリプリとして大満足。席もゆったりとして、にぎやかな雰囲気も最高です」と顔をほころばせた。
 大雪の深刻な金沢市などと比べて穴水町は雪が少なく、のと里山海道も除雪が進み、会場までスムーズに移動できる。町観光物産協会の坂谷吉春会長は「雪で大変ななか、金沢や福井、富山からも大勢の人に来場いただき感謝している」と話した。
 まつりは、3月末まで町内の飲食店で開催中の「能登半島穴水まいもんまつり"冬の陣"かきまつり」の特別イベントで、最終日の11日は午前9時~午後3時に開催される。

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